カリスマネイリストとは。
「後藤さんは、カリスマネイリストになったのは何歳くらいの時ですか?
私も将来、自分でお店が持ちたいのですが、
どうしたらカリスマネイリストになれるでしょうか。」
昨年、新卒入社の最終面接を行なっている中、こんな質問をされました。
「え?いや、カリスマだったことなんて無いよ。
普通にネイルをして、普通に経営の勉強をしながら今、頑張っているところです。」
「え?カリスマネイリストにならなくても
お店を経営できるんですか?」
??!はっ?
詳しく話を聞いてみると、
ネイルサロンを経営するにはまずは
カリスマネイリストにならなくてはならない!それが唯一の道。だと思っていたようです。
まずは技術を磨いて、
ネイリストで有名になる。
独立してお店を出す。
スタッフを募集する。
それが、ネイリストでの唯一の成功である。と。
「うーん。もちろん一生懸命練習したし、
お客様にも恵まれているよ。
でも、有名ネイリストになったこともなければ、ネイル技術もウチのスタッフの方が上手いかもなぁ。
経営はまた別のことだと思いますよ。」
「私、入社できたら、それも勉強できますか?教えてもらえますか?」
確かに、
ケアの仕方やジェルの塗り方、長さ出し。
朝練でも、営業後でもスタッフが望んでくれれば、いくらでも付き合ってきたし、彼女たちの検定前なんて私の方が緊張するくらい。。
当社には、技術を教えるスキームはある。
現にネイリストデビューした後も半年に1回昇格試験を行なっている。
昇給を判断する基準して。
技術を教えて、習得し、それを評価する仕組みはある。
けれど、マネージメントや数値管理、
何より店を作るまでのプロセスを学べたり、評価する仕組みが、
まだなかった。
指名本数には給料にダイレクトに反映されるのに、店舗管理や、発注業務などの裏方の仕事には評価基準がない。
まずいな。。
教えるって言っちゃた。。し。。
と、マネージメントや数値管理、
サロン経営とはをしっかりアウトプットできないか。
そう、考えてネイル大学のエデュケーターに志願いたしました。
きちんと、伝えたい。
夢を叶える道のりは1つではないことを。
新米経営者が見る夢は、たくさんのネイリストさんが夢を叶える世界。
コツコツとがんばりたいと思います。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
Twitterでネイル大学を
Follow @nail_daigakuProfile講師紹介
後藤 まどか
JNECネイリスト検定1級・JNAジェル検定上級取得、リーフジェルプレミアムエデュケーター。ネイルスクール時代の同期3人で原宿のマンションの1室でネイルビジネスを開始。 徹底したエリアマーケティングにて法人化2年で年商1億円のネイルサロンに育てる。表参道、原宿、青山エリアにて現在4店舗を展開中。「人の辞めない会社」を第一に、スタッフひとりひとりに合わせた『Diversity Management』をもっとも得意とするネイルサロン経営者。
プロフィールはこちら